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二葉山の名はどこから・・・
二葉山

二葉山

「いかばかり、神もうれしと、三笠山
 二葉の松の 千代のけしきを」

 この和歌は、にぎつ神社に伝えられる、「二葉山」の名称の由来に
なった句だという。

 この句は、平安時代のものだが、それが二葉山の山名に繋がった。
 作者も、そして意味も知らないが、ただ句に織り込めてある
「・・二葉の松の 千代のけしきを」に、こころ惹かれるものがある。

 牛田山の麓にある早稲田神社境内からは、縄文時代早期(約八千年前)
の土器片が多量に出土している。 また、絶滅危惧種にも指定されてい
る縄文の食用どんぐり「シリブカガシ」は、日本一の群生をもつ。 
その二葉山から尾長山、牛田山、神田山、見立山の連なる牛田連山に囲
まれた高台は、旧市内で一番早くから人の暮らしがあった。
いわば、”ひろしま人のふるさと”である。

 縄文時代といえば、奈良平安、古墳、弥生時代を遡ること約3000
年〜16000年(世界最古の縄文土器出土)を越える時代をいう。 
大陸から漢字が伝わる遥か昔から、自然と共に生き、闘争のない高度な
精神文明が華ひらいた時代でもある。
 なぜそう言い切れるかといえば、日本の言葉、特に、やまとことばを
紐解けば解る。
今でも東北、青森の山間地方では、相手を呼ぶのに「な」の調和の音で
呼ぶ。相手とは常に「なかよく」できるという思想が込められているか
らである。

 仲良く、和やか、並ぶ、滑らかは、いづれも「な」からはじまる調和の
意味を持つ。自と他人は、もともと根元で繋がっていることを表わす。 

 「・・二葉の松の 千代のけしきを」和歌に詠む「二葉」とは、言う
までもなく二本に分かれた葉っぱを云い、その付け根でヒトツに結ばれ
ている。 自他、陰陽、美醜、正邪、日本神話にも登場する真直すぐ出
ていくナホヒか。曲がって出るマガツヒかの違いだけで、もともとの根
源はヒトツ。 
 
 
自他に明解な境界をつくらない縄文の心、やまとごころ。 日本文化の
深いところに生き方として、しっかりと根を張る。 「自他調和」そのす
がたこそ麗しく・・・
「双葉の松」の葉の如く、双葉はひとつ。常に青々と千代に八千代にの、
ねがいがこもる。


 
author:yuikoubou, category:二葉山, 13:09
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二葉山麓五社寺めぐり

早朝は、白い満月が次の夜を探して落ちてゆく。


饒津(にぎつ神社はまだ開門されず、鳥居から一直線上は、
見立て山の巨石を望むという方向に遙拝す。


真言宗、明星院


鶴羽根神社


鶴羽根神社境内
山縣豊太郎飛行士は、日本初の宙返り飛行を敢行
大正8年東京〜大阪往復無着陸競争に優勝
搭乗機は鶴羽2号 広島・京橋町出身



広島東照宮、閉門中


菅原道真の寄行地、尾長天満宮


二葉山を越える天神峠、あとは一気に牛田へ下る



早朝散策は5:10発つ。標高130mの二葉山北側を歩き
神社寺をひとめぐり。途中天神峠を越えて、牛田に戻る約90分
5/16朝は曇り空でありながら汗はたっぷりの満足感。

author:yuikoubou, category:二葉山, 21:32
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二葉山樹林
二葉山結界入口























「二葉山の樹林”結界”の入口」
古代の人たちは入山するとき当たり前に行った。
この場所で、一礼して林の中へ・・・



明星院から






山への入山一礼する前には、まず、ここ明星院で
”身の清め”を済ませる。



冬イチゴ






冬にもイチゴが!!冬イチゴ発見(野鳥が食った?)



見つけた!あべまき






季節は冬、ドングリ類は、落ち葉のしたでねむりにつく
「見ぃ〜つけた!!」アベマキ(どんぐり)”子どもに返ってしまった!”



香りの木、楠のはなし








枯れ木を折って、においを嗅ぐ、楠は
「広島市の木」タンスに入れれば虫除け。朝ちゃんの説明。



新芽(危機反応)


















広島で今や語りぐさ15年前の19号台風(9月27日)
広島での記録最大瞬間風速58.9m
シリブカガシの巨木が横倒し今も生きている

二葉山の生かす力の強さをここに見る。

この二葉山、静かなること”木鶏”のごとく。

静かさおだやかさ深く大竜穴なり。

二葉山自然樹林に感謝。

author:yuikoubou, category:二葉山, 00:43
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瀕死の山ざくら咲いた!
皮一枚山ざくら
観測史上最も強い60.2?
16年9.7日の台風18号
折れた山桜。
明くる年の春
最後を飾るように

山ざくら5
横たわったまま
見事な満開だった(17年春)

生き残った枝に今年も咲いた!
厳しさのなかやっと咲いた

山ざくら3

五点ご覧あれ
大木のはるか天辺で咲く
山桜は
通常は高木、高嶺の花

山桜つぼみ
二葉山の中腹、
古代の祭祀跡という
”大地の岩”の近く
照葉樹林のなかで
ひときわ目立つ!

山桜うら
もっとも簡素で
大和こころを表すという
本居宣長の詠む”
”朝日に匂う山桜花”


サクラありがとうございます




author:yuikoubou, category:二葉山, 19:36
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気になる山桜花
呼吸法、朝の水浴び
一時間早く、わが家を発ち
久しぶりに近くの二葉山に登る。


西日本特有の照葉樹林に覆われた
貴重な自然林。

なかでも絶滅危惧種のひとつ
シリブカガシは日本一の群生を誇る。

市街地にあって、空気は無臭
山独特の枯れ木、枯れ草の香もなく

爽やかに 癒される「静の気」が満ち満ちている。

この山特有の植生も多く「国際平和都市」
広島の守るべき自然の財産。
二葉山林






この山には珍しい大きな山桜が数本あるが
気になっていることがある。


一昨年9月の台風18号の時
強風で折れた「瀕死の山ざくら」と対面した。

折れた傷口は当時のままだった
枯れて横たわる姿に・・・ 
微かな期待をかけながら近づく。

大半が枯れた中に・・・


僅かに「青い新芽」も成長し
生き残った枝に!
花芽がふくらんどる!!
山桜花芽2
山桜花芽









横たわりながら
最後まで生ききる姿に
生かし切る天地に!

感動!

あの「大樹の山桜」が
”足もと”から目線の高さで、今年も
愛でる愉しみ頂けそう♪


二葉山を守る会 

サクラありがとうございます

author:yuikoubou, category:二葉山, 10:52
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